海外から帰国後年金は追納するべきか否かについて

2019年6月15日

今まで、学生納付特例や若年者納付猶予制度、または日本に住民票を置いておらず一度も年金を払っていない自分の場合追納をするかどうかをただひたすらに考えてみた!

 

1ヶ月納付につき1625円増える?!

現在、40年間年金を払った場合にもらえる国民年金(老齢基礎年金)の年額 780,100円ということを念頭に考えていく。

40年間ということは480ヶ月なので、780,100円を480分割すると1ヶ月分の納付金額でもらえる年金が出てくることになる。(780,100/480=1625.2083円)

つまり、1ヶ月で1625円ということになる。

 

支払っていない期間から将来の年額を計算!

480ヶ月が最大の支払い期間なので、そこから割合を計算すればいいということになる。

例えば、48ヶ月間(4年)払っていない場合、480ヶ月割る48ヶ月となるので10%の期間支払っていないことになる。(480/48=10%)

次に、机上の最大値(満額)から10%を引いた金額が、追納しなかった際にもらえる金額となる。つまり、780,100/10=702090円が年間の受給額となる。

自分の場合は、73ヶ月なので15.2083%となるので、661,460円となる。

自分の場合の差額は年間118640円

 

次に、追納することのできる金額を考える。

現在、一ヶ月に年金を収めなくては行けない金額は15,590円となっている。

そして、自分の場合は73ヶ月あるため、1,138,070円となっている。

113万円wwwwwwwww

 

何年で元が取れるのか?!

つまりこういうことである。65歳から、どれだけ年金を受給することで1,138,070円が返ってくるかということになる。

1,138,070円を年間の差額の118,640円で割ればいいことになる。

つまり、9.59年(9年と7ヶ月)で自分の場合は元が取れる。

 

65歳+9.59年(9年と7ヶ月)?!

74歳以上になると元が取れるという結果になった。

日本人の平均年齢は80歳ぐらいなので、約75歳から80歳の間までの約5年間で593200円(118640円×5)がプラスになると考えるとわかりやすいだろう。

 

ただし!年金は減額もある!!!!

1999年、2002年、2003年、2005年、2010年、2012年、2015年に年金受給額の引き下げが行われている。

ちなみに、直近3年間の引き下げ幅は0.9%、0.8%、0.8%となっている。

 

仮に65歳までに合計で5%引き下げられていたら・・・

5%引き下げられたら、自分の場合だと元が取れるまで10年となる

すると75歳まで生きなければいけない

 

65歳ではなく70歳の可能性も・・・?!

改正案が出ているわけでもないが、可能性としてはあるのである・・・。

そうなると80歳になってしまうのである。

 

結果どうするのか?

もちろん、一概には113万を払ったら元が取れるのかどうかという話ではない。

例えば追納した際には、還付が最大で15%とかあったのかな?

後は113万も払いたくないよという問題もある!笑

 

年金の追納はいつお金があるかということ

現在価値と未来価値というものがあるのを知っているだろうか?

例えば、100万円を今貰うのと10年後もらうのとどちらの価値が高いかと考えると今すぐにもらったほうが価値が高いことになる。

仮に0.05%の投資をする場合、自分が80歳になるまでに113万円は148万円に変わっていることになる。

一方で、将来お金がもらえる年金の場合、113万円を投資することはできない代わりに、80歳になると175万となっていることになる。

ただし、これにはリスクが伴っており、死んだ場合は貰うことができない。

そこまで考えるといつお金があるかということは重要になってくるのではないだろうかと自分は思う。

 

俺は絶対に追納はしない!