新規事業と出資について/日本政策金融公庫の融資審査を通す方法

2019年11月5日

新規で事業を立ち上げる際に1番困るのは資金繰りだと思う。最初の1年間の生活費、商品の購入代金、そしてオフィスの家賃や初期投資の費用が必要になり、なかなか起業に踏み切れないという人が多いと思うので、今回は自分が3社目を起業した際にやってみた日本政策金融公庫からのデット・ファイナンス/借入について説明しようと思います。

借入の種類

詳細の内容は、各リンクから確認してもらえばと思います。
また、女性または35歳未満か55歳以上の方の場合は、2番目の借入をおすすめします。
理由としては、条件がゆるく雇用の創出(人を雇う)も伴う必要が無いためになります。

1、新規開業資金

2、女性、若者/シニア起業家支援資金

3、再挑戦支援資金(再チャレンジ支援融資)

必要書類一覧

借入申込者(後述)
創業計画書(後述)/資金繰り表
・見積書(最初に買う物の見積書・スクショ等)
・個人通帳コピー(6ヶ月分)
・運転免許証コピー
・法人通帳コピー(6ヶ月分)※既に設立してる方のみ
・履歴事項全部証明書※既に設立してる方のみ
・印鑑証明書※既に設立してる方のみ
・水道光熱費の支払資料(実家の場合は、携帯の支払い明細)

申込み流れ

1、上記必要書類をすべてそろえて、一番近い日本政策金融公庫に行きます。

2、後日電話がかかってきて面談日程を決めます。(翌週)

3、面談を行います(翌週ぐらい)

4、面談の結果、追加必要書類とかを再送します。

5、審査結果がでます(書類が揃って10日前後)

6、契約書が届きます(3日程)

7、入金されます。(契約書送付後3営業日程)

ちなみに
「事務所や店舗の実地調査がほとんどの場合、実施されます。」などといろんなブログで記載されてはいますが、実際はそんなことはありません。
おそらくですが、新規事業ではなく既存で数年等をやっていたり店舗が開業済みだったりそういうときにだけあるんじゃないのかなー?といった感じです。

各種記載方法

借入申込者

こちらについては後述とか書いておきながら正直そんなに書くことはありません!笑
ただ、しっかりと必要経費などを見積もって記入していく、またどうして創業したいのかなどの内容がちゃんとしているだけで問題ありません。
また、経歴も間違えの内容に記載すること、この申込書をもとに話を進めていくため、誤りが無いようにしたほうが信頼度や信憑性があがります。

創業計画書/資金繰り

こちらは、確実に必要なわけではありませんが、必ずあっていい書類となっております。
数字は結構適当に変えてしまいましたが、自分が作った資料は下記のURLのとおりです。
項目としては3つ、
1、現時点のPL(運営をすでにしていれば)
2、月間のPL予測
3、クオーターごとのPL予測
これだけあれば、どれだけ利益になるのか返済金額を稼ぐことができるのか等々が見ることができ、先方としても出資しやすい状況になります。
また、初めて開業するから数字がわからないよという方は、ある程度見込みとしての数字を入れていくので問題ありません。
客単価が4000円で1日10人くるから〜とかとかそんな感じのイメージで資料を作っていくことで問題はないのです!

https://drive.google.com/file/d/15BZDBl4MCOUkA093Fqhyl__q1CwEAmbx/view?usp=sharing