イギリス(英国)で働く際の注意点

2016年8月29日

イギリスで働く際に、色々注意しなければならないことがある。

もし仮に、イギリスで就職して働くのであれば絶対にここに書いてあることを絶対に守ってそして読んで注意して欲しい。

また、イギリス以外の国でもほぼ同じなので、どうぞ。

 

絶対に給料のことは同僚に話さない。

イギリスという国は、というよりもイギリス以外の国もそうなのだけど

絶対に、給料や待遇のことは話してはいけない。

日本では、同僚同士、友達同士で、どれくらい給料をもらっているかとか、待遇が悪いとかよく話すことであると思う。

特に、日本だと同じ時期に入った場合、同期という意識がすごい高いため、誰がどれだけ給料が上がったとかそういう話をすることが多い。

しかし、イギリスでは雇用契約は会社と個人の一対一の契約である。

給料に関してはシビアで、給料のことを話したりするとかなり、職場で居づらくなるだろう。

例えば、日系企業で働いてるとしても、実は一人ひとり契約がかなり違うので絶対に話さないこと。

例外を言えば、YOSUSHIとかそういう飲食店は結構ちがうのだけども・・・・

 

交通費はでない

イギリスでは交通費が出るところはまれです。

日本だとバイトだとしてもほぼすべてのところで、交通費が出るのが普通です。

ただ、イギリスの場合交通費が出る企業というのはすごいまれ。

理由も色々あってだいたいの人が仕事先の近くに住んでいるということ。

また、交通費も課税対象ということなので交通費として払うわけではなく、給料と一緒に払うのが普通というわけです。

 

最低賃金

もちろんイギリスにも最低賃金というものがあります。

21歳以上:時給6.7ポンド

18~20歳:時給5.3ポンド

18歳未満:時給3.87ポンド

見習い(実習生):時給3.3ポンド

 

年齢によって、最低賃金が違うので注意しましょう。

 

有給休暇について(paid holiday)

有給休暇は法定で年間20日と決まっております。最低1ヶ月働けば有給休暇は必ず付きます。

会社によってまちまちですが、年末休暇がある会社もあったりもします。

また、20日の有給休暇とは別に、国民の休日が年間8日あります。

いわゆる、祝日が年間8日あります。祝日のことを英語で(Bank holiday)といいます。

これは会社によってやっぱり違うけど、有給休暇を28日として労働者に渡して、後はシフト制完全週休二日制と言った企業もあります。

 

 

試用期間が必ずある(probationary period)

Probationary Period、もしくはIntroductory Periodといって殆どの仕事に試用期間があります。

試用期間は、30日から90日あります。

90日というのはかなり長い例で、そういう会社はあまりよくない会社と言っていいと思います。

試用期間中は、現地の人はかなり大人しく仕事を黙々とやる人がほとんどです。

また、試用期間中でも、一ヶ月働けば、1.6日の有給休暇がつくのが普通です(法律的な意味で)。

 

退職届の通知期間(notice period)

会社にもよりますが、自分がやめる際も会社が首にする際にも一週間前もしくは一ヶ月前に言えばいいという会社と、

自分がやめる際には1ヶ月、会社から解雇宣告する場合は一週間にするという会社といくつか種類があります。

両者ともが平等な場合とそうでない場合の二種類があります。

 

労働時間について(仕事は定時上がりが基本)

労働時間はほんとに沢山ありますが、24時間営業を除いてこんな感じです。

超ホワイト 10時から17時(1時間の休憩有り)

ホワイト 9時から17時(1時間の休憩有り)

微妙 8時半から17時(1時間の休憩有り)

悪い 8時半から17時半(1時間の休憩有り)

最悪 8時から18時(1時間の休憩有り)

 

本当にバラバラで、夜勤があるところももちろんありますが、一番重要なのは休憩時間と

実質労働時間です。

実質労働時間が8時間のところは普通、それ以下だとホワイト、それ以上だとブラックまではいかないですがグレー色になってきます。

 

VISAサポートを全面に出している会社には注意

VISAサポートありとかいてある会社って沢山あると思います。

これは自分が9ヶ月間イギリスにいて、思ったことですがVISAサポートありと書いてある会社は本当に限られています。

自分が見た中で、よく出ている会社はこの2つです。

不動産会社の東京ロンドンプロパティーさん

欧州経済ビジネス情報を配信するNNA/EMBさん

VISAサポートしてもらうには年収£30,000必要です。

日本人がVISAサポートしてもらうには基本的にはTier2(General)になるでしょう。

2016年の秋からは年収£25,000、2017年の4月からは£30,000の年収が最低でも必要になります。

これはあくまで最低でもということです。

最低なので、これ以上は最低でもないと実質的にきついでしょう。

じゃあ、1年後、もしくは2年後に年収がそれだけになることがあるのか?

きっと相手方が欲しいと思う職業経験5年レベル以上の履歴書でサポートしてくれる企業に何度か問い合わせたことが有ります。(どことは言わないけども。)

相手方が提示してきた金額は£18,000や£20,000でした。

イギリスでは1年後に1万ポンドも給料があがるのか?→ほぼありません。専門職なら・・・

ワーホリのVISAが終わってからもイギリスに住みたいんだという人は沢山見てきたけど、やっぱりVISAサポートしてくれる会社はなかなかないですね。

 

インターン

日本のインターンとは違ってかなり過酷なものになります。

というのも、仕事が激務とかそういうわけではなくて、どちらかと言うとどれだけ成果を残すことが出来るのかというのがインターンをやる際に一番大切なことになるからです。

特に、インターンをしているところは、インターン生をどんな人物か、仕事ができるやつなのかをはっきりと見ているので、あるいみ実技試験期間

手を抜いてしまうと・・・

あとは、インターンの場合賃金が出ない場合もあります。

それ以外だと最低賃金とか・・・・・

とにかくインターンは賃金がとても低いのが普通

 

Non-Competition(競業避止措置)

これは実際はあんまりいないのかな?

ただ、なかには証券会社で働く人や、大手の特定の業界で働く人とかいると思うのだけど、

そういう人は結構この条文が入ってる人がいる。

法律事務所で働くひともこの条文が入ってたりするんだな実は・・・。

これはこの会社をやめて何年間は同じ職種で働いたらいけませんという契約が、労働契約に入っている場合がたまにあるという件。

もちろんこれを守らず働くと裁判になったり・・・・・

 

仕事は実力主義

僕の友人も、僕も含めて全く就職した後にインターン的なものがあったことはありませんでした。

入ったその日から実力主義です。完全に全力で仕事をする事が大事です。

僕はこう見えて仕事ができる方なので(ドヤァ)、周りと同じぐらいの成果を出せるぐらいで手を抜いていました。

メールとかLINEとかネットで自分のサイトを作ったりと、仕事中にやりたい放題してたりも初めはしました。

だって、そこまで監督されたりしないわけだですから・・・。

ただ、実は仕事をしててある時気がついたのですが、並の仕事をする方法ももちろんあるけど、それ以上に仕事をするという選択もとれます。

しかも日本と違って成果が評価されます。どんどん評価されます。

 

 

最後に就職はかなり大変です。

よっぽどのイギリスでの学歴があるか(東大に出てても意味がありません。)、スキルがある人ではないとなかなか雇ってくれません。

YMSの多くの人が学生とか社会人数年の人で営業しかやってない人とかです。

特定の職業に特化していたわけでもなく、ただただひたすら社会人をやっていて、海外留学に憧れて何の目的もなく来ている人がほとんどです。

きっと僕もその中の一員なのかもしれません・・・。

けど、僕には強みが有ります。ネット関連のことに強い。特にITで3年間働いていました。

プログラミングもある程度、できますし、Mysqlとかも扱えますし、個人的にサーバーを建てたり、ほんとに専門の更に専門まではいかないけど、高度なことは一般人より出来ます。

自分をどれだけプロモーションするのかが、海外では重要です。

特に実力主義のイギリスでは本当に大事です。